看護士が結婚しますという報告で、退職し、次の病院に転院するということはあります。その際、引継ぎの問題などで、人手が足りていない病院では、現場の就労者たちが迷惑になるケースもあります。ですので、事前に3か月前ぐらいから調整をしておく方が無難です。
よく企業でも、社規則で就労中の一か月前に、退職の連絡をするようにという話があります。その際は、二週間弱で採用を見つけて、引継ぎの訓練を在職中に本人にしてもらうなどの措置が必要になります。この引継ぎの部分がしっかりできていなければ、社・病院にたいして、多大な迷惑を与えてしまう事になるのです。
この辺りは、いわば、道徳的な意味合いと就業規則をまもった形で、転院をするというマナーの部分かもしれません。とくに、結婚祝いでの転職であったり休職であるときには、その立つ鳥跡を濁さずの意味が損なわれては無意味なのです。ですので、本人のイメージ的にも、ちゃんとした余裕ある行動が求められます。
結婚祝いに呼ぶか呼ばないかの問題とは別に、恩になった社・病院に最後の勤めを果たすという事は、これからの仕事にもプラスになります。そして、良い噂はちゃんと伝わって、次の転職にも有利だったりします。また、転職時になんで辞めたんですか。との質問にはっきりと明るく答えることができるので、ビジネスマナーのある人として評価も高くなります。
そのうえで、就労体制が派遣雇用であった時にも、この次の仕事の依頼があるかなしかで、結果が大きく変わります。とくに病院では、採用側が困難をきたすくらいの事があり、一か月の間に適任が見つかるかどうか、むずかしい場合もあります。
三か月をめどに転職と結婚の日取りを決めておけば、残る人たちも、良いイメージをもって送れますので、その人間関係の節度を守った就労状況を実施しましょう。
そのうえで、あとで、その結婚の祝いに文面があったときには、良い意味で働けたのだと認識できるのです。
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