目次
特徴
- 徐脈か頻脈か・・・・・頻脈
- 安定か不安定か・・・・やや不安定
- QRSの幅は・・・・・狭い
- RR間隔は・・・・・・不整
- PとQRSは・・・・・P波の代わりにf波が出現
原因疾患
- 僧帽弁閉鎖不全症(MR)
- 僧帽弁狭窄症(MS)
- 甲状腺機能亢進症
- 虚血性心疾患
- 心膜炎
- 拡張型心筋症(DCM)
- 肥大型心筋症(HCM)
- 心房中隔欠損(ASD)
- 高血圧性心疾患など
治療
☆血行動態が安定している場合
・心拍数のコントロール・・・・・Ca拮抗薬(ベラパミルなど)、β遮断薬、ジゴシン
・心リズムのコントロール・・・・アミオダシン、ジゴシン
心不全を合併した場合の頻脈にはジゴシンが第一選択薬となります。肺性心を含めた右心系の障害に基づくAfにはジゴシンはあまり有効ではありません。
☆血行動態が不安定な場合
カルジオバージョン(単相性除細動器:100~200J、2相性除細動器:100~120J)
☆抗凝固療法
ヘパリン、ワーファリン
☆外科的手術
maze手術(メーズ手術)
看護の実際
- 血圧の変動や患者の自覚症状を確認します。
- 頻脈性、発作性のAfであれば患者のバイタルと患者の症状を速やかに医師に報告します。
- 頻脈性、発作性の不整脈は血圧低下や心不全への以降に注意が必要です。
- Afは血栓を作りやすいため塞栓症の予防が必要です。
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