目次
心拍数から見た不整脈の分類
頻拍性不整脈
☆心房性
-
- 洞性頻脈
- 心房期外収縮(PAC)
- 発作性上室頻拍(PSVT)
- 心房粗動(AFL)
- 心房細動(AF)
☆心室性
-
- 心室期外収縮(PVC)
- 心室頻拍(VT)
- 心室細動(VF)
徐脈性不整脈
☆房室ブロック
-
- Ⅰ度房室ブロック
- Ⅱ度房室ブロック(Wenckebach型・MobitzⅡ型)
- Ⅲ度房室ブロック
その他
☆脚ブロック
☆早期興奮型症候群(WPW症候群・LGL症候群)
治療の緊急度から見た分類
救急蘇生を要する不整脈
☆心停止
- 心室細動(VF)
- 拍動を触れない心室頻拍(VT)
- 伝導収縮解離
- 心静止
緊急治療を要する不整脈
- 心室頻拍(VT)(トルサデポアンを含む)
- 発作性上室頻朴(PSVT)(発作時)
- 心房粗動(AF)
- 心房細動(Af)
- 房室ブロック
治療を要する不整脈
- 発作性上室頻拍(PSVT)(発作予防として)
- QT延長症候群
【血行動態が不安定な不整脈(無症状でも治療の対象)】
- 心房粗動(AF)
- 心房細動(Af)
- 房室ブロック(Ⅱ度房室ブロック(MobitzⅡ型)・Ⅲ度房室ブロック)
【症状を伴う不整脈】
- 洞性頻拍、洞不全症候群(SSS)
- 房室ブロック(Ⅰ度房室ブロック・Ⅱ度房室ブロック(Wenckebach型))
- 期外収縮(心房期外収縮(PAC)心室期外収縮(PVC))
治療を必要としない不整脈
【症状を伴わない不整脈】
- 洞性頻脈、洞不全症候群(SSS)
- 房室ブロック(Ⅰ度房室ブロック・Ⅱ度房室ブロック(Wenckebach型))
- 期外収縮(心房期外収縮(PAC)心室期外収縮(PVC))
症状
Adams-Stokes症候群
・不整脈が原因で起こる失神をAdams-Stokes症候群(アダムスストーク症候群)といいます。頻脈・徐脈を問いません。前駆症状として動悸、胸痛などを自覚する場合があります。
検査
ホルター型長時間心電図検査
携帯型心電図をつけて24時間の心電図をテープレコーダーに記録します。この検査は不整脈全般の検出が行えます。また異型狭心症の把握にも有効です。
治療
電気的除細動
自動体外式除細動(AED)
カテーテルアブレーション
人工ペースメーカー
薬物治療
最新情報をお届けします
Twitter で東京看護師求人をフォローしよう!
Follow @tokyo_kangoshi